最近読んだ本を紹介します。
奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業~この生きづらい世の中で「よく生きる」ために~
荻野弘之 著
音声プラットフォームのvoicyで知った、心理カウンセラー「るろうに」さんのお勧め本です。ずーっと読みたかった本で、図書館でようやく借りることができました!
最初は少し固い文章で読みづらいかも…と思ったのですが、随所に挿入された漫画のエピソードのおかげで大変わかりやすかったです。(絵も可愛くて好きでした。)
特に印象に残った内容は、
・どんな出来事にもそれ自体に善い悪いはない、自分次第で善いことにすることができる
・どんなにつらい状況でも、自分の意志だけは自由にできる
・感情は自分の考え方によって生じる
・負の感情とは自分の意識しないままに、自らの判断がつくり出している
・偏った先入観で相手を見ている限り、いつまでも思い悩むのは自分
・無教養の者は他人を批判し、教養の初心者は自分を非難し、教養のできた者は他人をも自分をも非難しない
です。
当たり前と言えば当たり前のことかもしれませんが、物事は常に中立であり、それを自分がどう捉えるか。それは自分でしか決められないし、自分で選んで決めることもできるのだと思いました。自分にとって「嫌だなあ」と思うことも、それが自分が求めている感情なのか?丁寧に自分の心を見つめる余裕を実生活の中でも持っていきたいと思いました。そして、この本にある内容をマスターすれば、大抵の問題は解決するのではないか、と思いました。読んでよかったし、繰り返し読みたい一冊でした。
以上です。ここまでお読みいただきありがとうございました。