minimalorangeの日記

日々の記録です

読書記録(2023/09/03)

最近読んだ本を紹介します。

以下の3冊です。

 

①「捨て本」堀江貴文 著

②「よく生きるココロエ」岸見一郎 著

③「なんか勝手に人生がよくなる やめることリスト」本田晃一 著

 

ます、①について。

この本を読むきっかけは、堀江さんがミニマリストであることを別の著者の本で知ったことです。堀江さんのイメージといえば時代の先端を行く開拓者であって、私のような凡人とは住む世界が違う人すぎてあまり興味がなかったのですが、タイトルにも惹かれて読んでみました。著者の歴史を振り返りながら、どのようにヒトやモノや出来事を「捨て」てきたかが書かれていました。またその時の心情や物事の捉え方についても書かれていました。やはりすごいなと思ったのが、著者が収監されたときでも状況を受け入れて、できることを積み重ね、次へつなげていくという創造をし続けていたということ。そして一番印象に残ったのは、絶対に捨ててはいけないものは、「自分が自分であること」だというアイデンティティという言葉です。自分と比べてもしょうがないけれど、私は自分の主張なんてないし、周りに流されて生きてくることしかしてこなかった人生だったので、そういう考えを大切にする人もいるのだなあとただ感心しました。

 

次に、②について。

先日読んだ「幸せになる勇気」の著者であり、アドラー心理学を日本に広めた方の著書です。著者がコロナ渦で病気療養をする中で、先の見えない不安定な世の中において、これからの時代を生き抜くためのヒントが書かれていました。その中でも先人からのメッセージからは学びを得ることばかりでした。やはり人間が生きていく上で、人間関係は死ぬまで続く問題ですね。普段苦手だと感じる人がいても、日付が変わって今日会うときは相手に対する自分の感情をリセットして会うように心がけたいと思いました。そしていつ死ぬかわからないからこそ今に集中することが大切であると改めて考えさせられました。

 

最後に、③について。

この本は表紙のゆるい感じの猫の絵が可愛くて手に取りました。内容も読みやすく、時折描かれたイラストのおかげで、より理解が深まりました。私が気を付けたいと思ったのは、「自分が苦しめば許される教」をやめてみる、という考え方です。私は少しでも自分に関係あることでトラブルなどがあればとにかく自分が謝ることで解決しようとして、精神的にものすごく凹んでしまう悪い癖があるのです。正しく原因追究や再発防止に取り組めばよいのに、そこに辿り着くまでに時間がかかってしまって、失敗が怖くなって、という負のループを起こしがちで…。もっと堂々とした方が、自分にも相手にも良いよなと反省するきっかけをもらいました。

 

 

以上です。ここまでお読みいただきありがとうございました。